上段左: 大正期 これは比較的大型であるが
大きさはさまざまである。
上段右: 江戸期 源氏枠
源氏物語絵巻のように屋根が無く、上からの光で部屋の中が見える。白木製が多く、漆塗りのものは少ない。

下段左:
明治期 芥子雛とは芥子粒の様に小さいと言う意味である。

雛御殿  クリックすると大きな画像をご覧になれます。
銀細工
江戸期。精巧に作られた雛道具。当時は銀はかなり高価なものだったので、主に大名家に残されている。
駿河雛具・伝統工芸品
 1994年に、経済産業省から伝統工芸品に指定されたときの資料。
伝統工芸品に指定されるには、生産されてから100年以上経っていると言う証明が必要である。
しかし、駿河雛具は戦火や大火で全く焼失してしまっていた。ところが東京に出店していた雛具店から購入したものが都内の某家に残っており、それがこの駿河雛具一式である。
上は箱に貼られていた店の表示である。
左は「東京日本橋区十軒店漆器舗靜岡屋仕入」とあり、右は「日本橋区本石町二丁目十軒店」とある。
日本人形博物館